そこで突然ひらめいたのはみっちゃん(仮名)のところの陽太(仮名)だ。
皆さんは覚えておいでだろうか? 娘のお受験編のときにさんざん登場したみっちゃん&陽太親子を。
T大附属T小が第一志望だった陽太(というよりみっちゃん)は、受験した私立4校 もすべて合格。その中でも名門GS小に陽太が「塩むすび(←GS小は毎日お弁当持 参)だけで毎日我慢しますから、お願いですからGS小に行かせてください」と土下座して頼むので(←6歳にして行きたい小学校があるのが驚異的!)、T大附属大T小 の抽選もあきらめ、GS小に入学したのであった。
GS小は難関小学校として名を馳せており、生徒の親はほとんど医者だという。
「ペーパーが難しいところといえばGS小とか?」
「GS小ねえ。いいんじゃない? 記念だったら。ちなみにここ受ける子はみんな胎児のときから準備してるからね」
「胎児がお受験準備!?」
思わず突拍子もない声を上げる私。
「GS小はね、月齢によって試験にハンディはつけてくれないんだよ。だからどうしても4月とか5月生まれの子が有利になるから、GS小を目指す親は当然、子どもがそのころに生まれるように調整するんだから。そう考えると2月生まれのLくんは不利だけど、いいじゃん、練習なんだから」
うーん。厳しい。そういえば陽太は5月生まれだったよなあ。
「けどさ、練習っていっても、美央さんどうする? もしLくんがGS小なんか受かっちゃったりしたら」
「そんなとこ、まず受かるわけないじゃんっ!」
「わかんないよぉ~。でもどうする? まあGS小だったら普通考えちゃうよねえ~」
「うん。GS小だったら無理しちゃうかも」
「考えようだよね。どうせ中学受験するなら4年生ぐらいから塾代に10万以上使うんだから」
ふと息子がGS小の制服を着ている姿を思い浮かべてみる。
う~ん。なかなか似合ってるではないかっ! 両家のお坊ちゃん風だわ。GS小かあ~。
はっ! いかんいかん。すっかり泰子(仮名)に乗せられているではないかっ!
まったく、油断も隙もない。そんな悪魔の囁きに乗ってどうする? 私!
家に帰ってさっそく夫にGS小受験の話をする私。
「私立? ありえないっ! そんなお金なし!」
案の定、全力で反対する夫。
「だ・か・ら。単なる練習だって。どうせ受からないんだから」
「じゃあ、ますます意味ないっ! しかもカソリック!」
「いいじゃん。カソリックでもなんでも。あなただってどうせ無宗教なんだから」
「そういう問題じゃない!」
そうGS小はカソリックなのである。夫はプロテスタントの国からやってきて、両親はメソジスト信者(プロテスタントの分派)だそうだ。
子どものころはメソジスト教会の聖歌隊で賛美歌を歌っていたという夫だが、70年代にイギリスで吹き荒れたパンクの洗礼を受けた夫は、14歳のときロンドン郊外の町で13世紀ごろ建てられた木造の教会の敷地で突然、「神はいない」と天啓を受けたのだという。それ以来、無神論主義を貫き通す夫である。
私も特定の宗教を信じているわけではないので、夫と宗教観が一見似ているが、初めから「神はいない」と考える夫に対して、私は多くの日本人同様、神様はいないのではなく、たくさんいるのでそのときの都合に応じて使い分ければいいと考えている。その違いはとても大きい。
夫は神社に行ってもお寺に行っても絶対に拝まない。頭を下げない。何も信じな
いことにこだわっているのだ。
対する私はありがたそうなものなら何でも拝む。別に自分の信仰心など何に対しても減るもんでもなしと考えているからだ。
だから子どもの行く学校がカソリックであろうと、プロテスタントであろうと関係なし。 カソリック系の学校のほうがプロテスタント系より授業料が安めだと聞けば、じゃあカソリックにしようと思うほど節操がないのだ。
でもね、そんなこんなも受かってから言えって話ですよ。まったく。
2011年5月22日日曜日
悪魔の囁き
「ねえねえ、Lくん(←息子)、私立は受けないの?」
のっけから恐ろしいことを言ってのけるのは、近所のママ友・泰子(仮名)だ。
うちの子どもたちは泰子からピアノを習っているので、毎週レッスン日が終わった後に迎えに行っているのだが、そこでうだうだと井戸端会議をするのが習慣になっている。
娘をO女大附属に行かせているためか、泰子はお受験話が大好きで、無知な私にあれこれレクチャーするのが何よりも楽しいらしい。
「私立なんて受けないよ。そもそも授業料が高いから行かせられないし」
「でもさ、国立の場合、いざ抽選に通ったときに模擬以外でも試験の雰囲気に慣れておかないといけないから、練習のつもりでも受けたほうがいいんじゃない?運試しの国立志望の以外の人は私立も受けるもんだよ。1校でもいいから受けてみるべきじゃない?」
「受験料ってどれぐらいなの?」
と聞いた時点で、私立なんて受けないもんね~という意思が揺らいでる私。
「だいたい2万5千円から3万円が相場だね」
「高っ!」
「国立が破格なんだよっ」
そう。国立の場合、受験料は1次抽選が1000円、2次試験で2000円というのが相場なので、それと比べると私立は10倍以上の受験料がかかる計算になる。
それを何校も受ける人がいるんだから、受験するだけで10万円ほどの出費になってしまう。
「う~ん。単なる練習でその値段か・・・」
「やっぱり場慣れは必要だからね。Lくんの場合はあくまでも練習なんだし、せっかくだからいいところ受けなよ。第一志望はT大附属T小でしょ? だったらペーパーが難しいところがいいよ。傾向が似ているところじゃないと練習の意味ないしね」
そう。このところの第一志望はT大附属T小である。前年に娘が2次試験を受けてさんざん期待を持たされて見事落とされた因縁の小学校である。
小学校お受験塾Wの国立コースはほぼT大附属T小に照準を合わせて作られているし、何よりもスパルタちっくなところが娘には厳しいと思ったけど、いつまでも赤ちゃん気分が抜けない息子にはピッタリだ。体育学校ちっくなところも実はスポーツが得意な息子にはいいかもしれない。
Wで毎週洗脳されていることもあって、ほぼT大附属T小の父兄の気分でいる私である。
「ペーパーが難しいところねえ~(ため息)」
「Lくん、かなり頭いいよ。ピアノの楽譜だって覚えるの早いし、リズムの計算とか速いし、才能あるよ。ピアノはバカだと弾けないから、美央さんさえちゃんと勉強させればいけるって! 問題は態度が悪いところだよ。態度さえちゃんとしてればね。まあ、こっちはしつけの問題だけどね」
う~ん。要は私次第なのね。なんというプレッシャー。
あとは国立志望の場合、最大のネックは抽選である。特にくじ運が誰よりも悪い私の場合、これは致命傷だ。抽選に通らなければ試験さえ受けられないのである。最悪な場合、受験予定の国立4校とも抽選で全滅してしまう可能性だってある。その場合、実力を試すこともなくお受験が強制終了されてしまう。なんのための毎週の塾通いなのか? その点、私立は抽選がないのでとりあえず試験を受ける
ことができる。
うーん、そう考えるとやっぱり受けておくべきなのか? でもどこを受ける?
のっけから恐ろしいことを言ってのけるのは、近所のママ友・泰子(仮名)だ。
うちの子どもたちは泰子からピアノを習っているので、毎週レッスン日が終わった後に迎えに行っているのだが、そこでうだうだと井戸端会議をするのが習慣になっている。
娘をO女大附属に行かせているためか、泰子はお受験話が大好きで、無知な私にあれこれレクチャーするのが何よりも楽しいらしい。
「私立なんて受けないよ。そもそも授業料が高いから行かせられないし」
「でもさ、国立の場合、いざ抽選に通ったときに模擬以外でも試験の雰囲気に慣れておかないといけないから、練習のつもりでも受けたほうがいいんじゃない?運試しの国立志望の以外の人は私立も受けるもんだよ。1校でもいいから受けてみるべきじゃない?」
「受験料ってどれぐらいなの?」
と聞いた時点で、私立なんて受けないもんね~という意思が揺らいでる私。
「だいたい2万5千円から3万円が相場だね」
「高っ!」
「国立が破格なんだよっ」
そう。国立の場合、受験料は1次抽選が1000円、2次試験で2000円というのが相場なので、それと比べると私立は10倍以上の受験料がかかる計算になる。
それを何校も受ける人がいるんだから、受験するだけで10万円ほどの出費になってしまう。
「う~ん。単なる練習でその値段か・・・」
「やっぱり場慣れは必要だからね。Lくんの場合はあくまでも練習なんだし、せっかくだからいいところ受けなよ。第一志望はT大附属T小でしょ? だったらペーパーが難しいところがいいよ。傾向が似ているところじゃないと練習の意味ないしね」
そう。このところの第一志望はT大附属T小である。前年に娘が2次試験を受けてさんざん期待を持たされて見事落とされた因縁の小学校である。
小学校お受験塾Wの国立コースはほぼT大附属T小に照準を合わせて作られているし、何よりもスパルタちっくなところが娘には厳しいと思ったけど、いつまでも赤ちゃん気分が抜けない息子にはピッタリだ。体育学校ちっくなところも実はスポーツが得意な息子にはいいかもしれない。
Wで毎週洗脳されていることもあって、ほぼT大附属T小の父兄の気分でいる私である。
「ペーパーが難しいところねえ~(ため息)」
「Lくん、かなり頭いいよ。ピアノの楽譜だって覚えるの早いし、リズムの計算とか速いし、才能あるよ。ピアノはバカだと弾けないから、美央さんさえちゃんと勉強させればいけるって! 問題は態度が悪いところだよ。態度さえちゃんとしてればね。まあ、こっちはしつけの問題だけどね」
う~ん。要は私次第なのね。なんというプレッシャー。
あとは国立志望の場合、最大のネックは抽選である。特にくじ運が誰よりも悪い私の場合、これは致命傷だ。抽選に通らなければ試験さえ受けられないのである。最悪な場合、受験予定の国立4校とも抽選で全滅してしまう可能性だってある。その場合、実力を試すこともなくお受験が強制終了されてしまう。なんのための毎週の塾通いなのか? その点、私立は抽選がないのでとりあえず試験を受ける
ことができる。
うーん、そう考えるとやっぱり受けておくべきなのか? でもどこを受ける?
2011年4月30日土曜日
息子のバレエ観劇デビュー
子どもたちが習っているバレエの先生方の定期公演が年2回ある。1回目は夏で2回目は12月におこなわれる恒例の「くるみ割り人形」。
実は大人になるまで生のバレエを観たことがなかった私。初めて見たバレエが先生方のやった「眠りの森の美女」。いわゆる3大バレエといわれるもののひとつである。
ここのバレエ団は舞台下にオーケストラが控えており、生のオーケストラを堪能する楽しみも味わえる。
初めてバレエを観たときに買ったチケット代はC席3000円なり。
バレリーナたちは遥か遠くにしか見えなかったけど、ゴージャスな舞台芸術と美しいバレリーナたち、華麗な踊り、そして迫力満点の生のオーケストラまで見られて3000円とは、なんとコストパフォーマンスがいい(←観客側からすれば)芸術なんだといたく感動して以来、毎年バレエを見ている。
バレエのお供は娘。例の「眠りの~」を観たとき、娘はわずか3歳。
そしていつもつれだっていくのは、お受験エキスパートにして子どもたちのピアノの先生でもある泰子(仮名)と真美ちゃん親子だ。
娘たちは3歳のときからわりと静かに最後までバレエを観ることができるので、毎回いっしょに来ている。
先生たちも毎回それなりの役(←もちろんプリマじゃないけど、「くるみ割り人形」なら「アラビアの踊り」とか、「シンデレラ」なら「仙女」とかといった3番手4番手ぐらいの感じ)で出てくるので、見ごたえもたっぷり。
泰子も他のママ友も子どものころからバレエを見慣れているらしく、こういったところにいちいちコンプレックスを刺激されてしまう。
この格差社会で子どもたちに文化的格差だけは味わせまいと、せっせとバレエを見せたりクラッシックを聞かせたり、ちょっとハイソなことをしてみせる田舎者の私である。
そして今回は息子もバレエに連れて行くことにした。今回の舞台は「コッペリア」。人形作りのコッペリウスが作り出したからくり人形コッペリアを巡る騒動を描いた軽いタッチのコメディである。
息子をバレエに誘うと初めはいやがったが、何度も声をかけているうちに、「僕も行くぅ!」と言い出したためにすかさず息子の分のチケットをゲットしたのであった。
その旨を先生に告げると、
「そうですかぁ。Lくん(息子)も来るんですね。はあ~」
となぜかあまりうれしそうではない様子。なんでだ?
そして当日。
子どもたちにお出かけ用の洋服を着せて、いざ出発!
バレエは座席への出入りが、他の演目に比べると厳しく制限されている。
まず舞台が始まってしまうと、途中で出たり入ったりすることができない。
だから子どもが騒いでしまうとアウトである。静かにさせようと外に出ると、次の幕間に入るまで再入場できないのだ。
会場はほぼ満員御礼の入り状態。今回はちょっぴり奮発してA席ひとり7000千円なりである。3人分なので2万1千円といい値段だ。情操教育はお金がかかるのう(涙)。
ちなみに夫はバレエに対する興味0なので、毎回パス。
そして幕が開く。
隣にいる真美ちゃんは足を揃えてきちんと座っていて、実にいいところのお嬢さんらしい振る舞いだ。さすがはO女大附属! お受験に成功する子ってやっぱり違う。
うちの娘は静かにはしているのだが、どうも長時間きちんと座っていることができないらしく、両膝が開いていたり、体が曲がっていたり、しつけが行き届いていない感じ(←まあ私のせいだが)。
息子に至っては公演中叫び出しそうになるのを、口を塞いで押さえつけているような有様。
立ったり座ったりペラペラしゃべったり、お腹がすいただのノドが乾いただのぶーたれるのをなんとかなだめ、いまひとつバレエの世界に没頭できない。
挙句は娘も息子も途中で大爆睡!
なんたること! 2万1千円、返せっ! の世界である。
そして後日、バレエの先生から言われたこと。
「いやあ~。当日、Lくんが見に来るっていうんで、超緊張しましたよ。客席で何やられるんだろなんて思っちゃって。自分の出番どころじゃなかったですよぉ!」
ご自身の出番や踊りの出来より、客席で息子が何をしでかすのかと、バレリーナに心配されてしまう我がバカ息子。
ほんと、マジで2万1千円返せよ。と思う今日この頃であった。
実は大人になるまで生のバレエを観たことがなかった私。初めて見たバレエが先生方のやった「眠りの森の美女」。いわゆる3大バレエといわれるもののひとつである。
ここのバレエ団は舞台下にオーケストラが控えており、生のオーケストラを堪能する楽しみも味わえる。
初めてバレエを観たときに買ったチケット代はC席3000円なり。
バレリーナたちは遥か遠くにしか見えなかったけど、ゴージャスな舞台芸術と美しいバレリーナたち、華麗な踊り、そして迫力満点の生のオーケストラまで見られて3000円とは、なんとコストパフォーマンスがいい(←観客側からすれば)芸術なんだといたく感動して以来、毎年バレエを見ている。
バレエのお供は娘。例の「眠りの~」を観たとき、娘はわずか3歳。
そしていつもつれだっていくのは、お受験エキスパートにして子どもたちのピアノの先生でもある泰子(仮名)と真美ちゃん親子だ。
娘たちは3歳のときからわりと静かに最後までバレエを観ることができるので、毎回いっしょに来ている。
先生たちも毎回それなりの役(←もちろんプリマじゃないけど、「くるみ割り人形」なら「アラビアの踊り」とか、「シンデレラ」なら「仙女」とかといった3番手4番手ぐらいの感じ)で出てくるので、見ごたえもたっぷり。
泰子も他のママ友も子どものころからバレエを見慣れているらしく、こういったところにいちいちコンプレックスを刺激されてしまう。
この格差社会で子どもたちに文化的格差だけは味わせまいと、せっせとバレエを見せたりクラッシックを聞かせたり、ちょっとハイソなことをしてみせる田舎者の私である。
そして今回は息子もバレエに連れて行くことにした。今回の舞台は「コッペリア」。人形作りのコッペリウスが作り出したからくり人形コッペリアを巡る騒動を描いた軽いタッチのコメディである。
息子をバレエに誘うと初めはいやがったが、何度も声をかけているうちに、「僕も行くぅ!」と言い出したためにすかさず息子の分のチケットをゲットしたのであった。
その旨を先生に告げると、
「そうですかぁ。Lくん(息子)も来るんですね。はあ~」
となぜかあまりうれしそうではない様子。なんでだ?
そして当日。
子どもたちにお出かけ用の洋服を着せて、いざ出発!
バレエは座席への出入りが、他の演目に比べると厳しく制限されている。
まず舞台が始まってしまうと、途中で出たり入ったりすることができない。
だから子どもが騒いでしまうとアウトである。静かにさせようと外に出ると、次の幕間に入るまで再入場できないのだ。
会場はほぼ満員御礼の入り状態。今回はちょっぴり奮発してA席ひとり7000千円なりである。3人分なので2万1千円といい値段だ。情操教育はお金がかかるのう(涙)。
ちなみに夫はバレエに対する興味0なので、毎回パス。
そして幕が開く。
隣にいる真美ちゃんは足を揃えてきちんと座っていて、実にいいところのお嬢さんらしい振る舞いだ。さすがはO女大附属! お受験に成功する子ってやっぱり違う。
うちの娘は静かにはしているのだが、どうも長時間きちんと座っていることができないらしく、両膝が開いていたり、体が曲がっていたり、しつけが行き届いていない感じ(←まあ私のせいだが)。
息子に至っては公演中叫び出しそうになるのを、口を塞いで押さえつけているような有様。
立ったり座ったりペラペラしゃべったり、お腹がすいただのノドが乾いただのぶーたれるのをなんとかなだめ、いまひとつバレエの世界に没頭できない。
挙句は娘も息子も途中で大爆睡!
なんたること! 2万1千円、返せっ! の世界である。
そして後日、バレエの先生から言われたこと。
「いやあ~。当日、Lくんが見に来るっていうんで、超緊張しましたよ。客席で何やられるんだろなんて思っちゃって。自分の出番どころじゃなかったですよぉ!」
ご自身の出番や踊りの出来より、客席で息子が何をしでかすのかと、バレリーナに心配されてしまう我がバカ息子。
ほんと、マジで2万1千円返せよ。と思う今日この頃であった。
2011年4月17日日曜日
国立対策模試
とりあえず毎週日曜日の塾通いもすっかり生活に定着してきたころ。初めての国立対策模試がおこなわれた。
模試とは模擬試験を略したものだが、みなさん。模試を初めて受けたのはいつですか?
私の場合は中学3年生のとき。
うちの田舎では当時(←今は知らない)、中3になるとほぼ強制的に4回分、地元新聞の冠がついた5教科の模擬テストを受けさせられた。
この合計点数と内申点をプラスして、進学先は概ね半強制的に、担任の先生によって決められてしまう。
うちの田舎では当時(←今は少し違う)、誰にとっても高校受験が初めての受験で、私立に行くのは公立に落ちた子だと相場が決まっていた。
公立高校も進学校から底辺校まですべてのレベルに対応するだけの学校があったので、模擬によって自分のレベルを図ることができた。
公立はひとり1校しか受けられないし、きっちり受験先も振り分けられているので、どんな人気校であれ倍率が2倍だの3倍になることは100%ありえなかった。
受験者もぴったり定員分に収まるか、せいぜい定員プラス最大20名ほどまでの倍率にしかならない。
昨今の首都圏の中学受験などに比べたらぬるいシステムだけど、その代わりあぶれる子もいなかった。受けた学校はほぼ入れるという、今から考えると非常に牧歌的な受験だった。
この模擬で好成績をとると主催の地元新聞に名前が載る。私や上の弟は一度も名前が載ったことがなかったが、下の弟は毎回名前が載った。しかも毎回県で2番の成績だった(←いやらしい身内自慢.
たまには許して♪)。
その後受けた模擬は大学受験のためのもの。
前振りが長かったけど、要は模擬=小さな子どもが受けるようなイメージはなかったわけよ。
前日から泊まりにきていたまみちゃんも、
「なにぃ? 小学校受験のための模擬っていったい何させるんやねえ~? わけわからん世界やねえ!」
とビックリしている。
そして彼女はひとこと付け加えるのを忘れなかった。
「昨日からこの子(←息子のこと)見とって、思ったんやけどねえ」
とここで一拍おき、
「あんた、絶対大金をドブに捨てるハメになるわ」
ガーン! 何? お受験が無駄ってこと?
そうはなるか。さあ、息子よ。模擬の結果でガツンとお前の実力を見せておやり!
息子が試験を受けている間、私たちはWのカリスマ校長・新田先生(仮名)の解説を聞く。
今日のお題は「国立小学校に向いている子どもとは?」である。
うむむ。聞きたいぞ。果たして息子は向いているのか?
新田先生がまとめたポイントは3つ。
①人のお話がちゃんと聞ける子(特にG大系)
②反応がいい子。打てば響く子
③自分の言葉で文章にできる子
・・・・・・。
だめだ。息子にはまったく当てはまらない。
まずは①。とにかく人の話を聞いていない。パス!
②。打っても響かない!
③。自分の言葉がない。あるのは意味不明の奇声だけ!
ガーン。だめじゃんっ!
そして新田先生が各校の倍率について解説し出す。
特に人気のO女大附属とT大附属について。
O女大附属の場合は 志願者 男子1000人→クジで150人→テストで50人→合格25人
女子2000人→クジで150人→テストで50人→合格25人
T大附属の場合は 志願者 男女4000人→クジで1800人(うち辞退300人)→テストで260人
→合格160人
いずれにしてもすごい倍率である。これだけ見ると「ああもう無理無理っ!」ってなるでしょ?
ところが我らが新田先生は違う。
まず国立受験する家庭は以下の3パターンに分けられるそうだ。
①国立用の準備をしている家庭 → いわゆる私たちですね。新田先生いわく「我が塾に通われている皆様のようなご家庭です」
②私立の難関校を狙っている家庭
③何も準備していない家庭
一見すると②が良さそうだけど、私立の準備を周到にやっている家庭の子どもは「訓練されている」感が出て、国立が望むノビノビとした子からかけ離れているのだそうだ。
なので①のような家庭は全受験生の10%ほど。その中の勝負であれば実質倍率は10分の1以下であると、新田先生は言う。
「ですから皆さんのお子さんは大変有利なのです!」
出た! 新田先生の必殺セールストーク!! よくわからん数字のトリックだ。
もうわたしゃ、あんたに、降参よ!
模試とは模擬試験を略したものだが、みなさん。模試を初めて受けたのはいつですか?
私の場合は中学3年生のとき。
うちの田舎では当時(←今は知らない)、中3になるとほぼ強制的に4回分、地元新聞の冠がついた5教科の模擬テストを受けさせられた。
この合計点数と内申点をプラスして、進学先は概ね半強制的に、担任の先生によって決められてしまう。
うちの田舎では当時(←今は少し違う)、誰にとっても高校受験が初めての受験で、私立に行くのは公立に落ちた子だと相場が決まっていた。
公立高校も進学校から底辺校まですべてのレベルに対応するだけの学校があったので、模擬によって自分のレベルを図ることができた。
公立はひとり1校しか受けられないし、きっちり受験先も振り分けられているので、どんな人気校であれ倍率が2倍だの3倍になることは100%ありえなかった。
受験者もぴったり定員分に収まるか、せいぜい定員プラス最大20名ほどまでの倍率にしかならない。
昨今の首都圏の中学受験などに比べたらぬるいシステムだけど、その代わりあぶれる子もいなかった。受けた学校はほぼ入れるという、今から考えると非常に牧歌的な受験だった。
この模擬で好成績をとると主催の地元新聞に名前が載る。私や上の弟は一度も名前が載ったことがなかったが、下の弟は毎回名前が載った。しかも毎回県で2番の成績だった(←いやらしい身内自慢.
たまには許して♪)。
その後受けた模擬は大学受験のためのもの。
前振りが長かったけど、要は模擬=小さな子どもが受けるようなイメージはなかったわけよ。
前日から泊まりにきていたまみちゃんも、
「なにぃ? 小学校受験のための模擬っていったい何させるんやねえ~? わけわからん世界やねえ!」
とビックリしている。
そして彼女はひとこと付け加えるのを忘れなかった。
「昨日からこの子(←息子のこと)見とって、思ったんやけどねえ」
とここで一拍おき、
「あんた、絶対大金をドブに捨てるハメになるわ」
ガーン! 何? お受験が無駄ってこと?
そうはなるか。さあ、息子よ。模擬の結果でガツンとお前の実力を見せておやり!
息子が試験を受けている間、私たちはWのカリスマ校長・新田先生(仮名)の解説を聞く。
今日のお題は「国立小学校に向いている子どもとは?」である。
うむむ。聞きたいぞ。果たして息子は向いているのか?
新田先生がまとめたポイントは3つ。
①人のお話がちゃんと聞ける子(特にG大系)
②反応がいい子。打てば響く子
③自分の言葉で文章にできる子
・・・・・・。
だめだ。息子にはまったく当てはまらない。
まずは①。とにかく人の話を聞いていない。パス!
②。打っても響かない!
③。自分の言葉がない。あるのは意味不明の奇声だけ!
ガーン。だめじゃんっ!
そして新田先生が各校の倍率について解説し出す。
特に人気のO女大附属とT大附属について。
O女大附属の場合は 志願者 男子1000人→クジで150人→テストで50人→合格25人
女子2000人→クジで150人→テストで50人→合格25人
T大附属の場合は 志願者 男女4000人→クジで1800人(うち辞退300人)→テストで260人
→合格160人
いずれにしてもすごい倍率である。これだけ見ると「ああもう無理無理っ!」ってなるでしょ?
ところが我らが新田先生は違う。
まず国立受験する家庭は以下の3パターンに分けられるそうだ。
①国立用の準備をしている家庭 → いわゆる私たちですね。新田先生いわく「我が塾に通われている皆様のようなご家庭です」
②私立の難関校を狙っている家庭
③何も準備していない家庭
一見すると②が良さそうだけど、私立の準備を周到にやっている家庭の子どもは「訓練されている」感が出て、国立が望むノビノビとした子からかけ離れているのだそうだ。
なので①のような家庭は全受験生の10%ほど。その中の勝負であれば実質倍率は10分の1以下であると、新田先生は言う。
「ですから皆さんのお子さんは大変有利なのです!」
出た! 新田先生の必殺セールストーク!! よくわからん数字のトリックだ。
もうわたしゃ、あんたに、降参よ!
2011年4月15日金曜日
まみちゃん
まみちゃんがうちに泊まりにやってきた。
まみちゃんとは私の高校時代からの友だちで、初めて会ったのは高校1年だった15歳のときからだから、もうかれこれ何十年の付き合いである。
彼女は地元に住んでいるのだが東京が好きらしく、定期的にやってきてはうちに泊まっていく。
この日も朝、地元から長距離バスに乗って彼女は東京からやってきた。
私はといえば、前日大学の東京校友会絡みの飲み会があり、べろんべろんに酔っ払ってきて帰ってきたので、朝は絶不調でゲロゲロの二日酔い状態だ。
こんな状態で朝から子どもたちのバレエに付き合わないといけないのかしらん。うげげ。
ソファーでボロボロの状態で横たわる私に対して、長距離バスに揺られてきたというのにまったく化粧崩れもしていなければ、よれてもいないまみちゃん。
ねえ、なんであなたはどこにも毛穴という毛穴がないの?
そんな陶器肌のまみちゃんが私をじっと見つめて言う。
「あんた、相当疲れとるねえ~。泊めてもらうお礼にマッサージしたるわ。まずは顔をやったるで。温タオルってどこにある?」
おお、マッサージ! わたしゃ、マッサージの類が何より大好き! もう大富豪になったら(←絶対なれないけど)、専属のマッサージ師を真っ先に雇うねっ!
電子レンジで温めた3枚のタオルを駆使しつつ、何やらひんやりとしたローションで私の顔を撫で回すまみちゃん。
う~ん、極楽。毛穴から昨日のアルコールが染み出してきそう。ゲロゲロ。
「あんた、パックとかやっとらんやろ。あごの辺とか角質がたまってザラザラしとるよ」
きゃーっ! その通り! だって忙しいんだもの(←言い訳)。
さすがはプロの腕。私はあまりの気持ちよさに意識は真っ白よ。
ちなみにまみちゃんはそのころ自分のサロンを作ったばかり。
高校を卒業してから超大手化粧品メーカーに就職したまみちゃんは美容部員として、薬局とかデパートに派遣されていた。
今でもばっちりなお化粧はこのころからなのだ。年季が違う。
20代前半で結婚し、その後も化粧品関係の仕事をしていたまみちゃんに30代初めに転機が訪れる。
その転機とは離婚だった。
ひとり息子を抱え、大変な苦労をしたのにも関わらず、天職ともいえる美容関係の仕事を続けている彼女に生活疲れだとか、所帯やつれなどといったものが一切顔に表れていない。
偉い! えらすぎるぞ。
息子もすっかり大きくなったので、こうしてちょくちょく東京に遊びに来ているのだが、晴れて実家の敷地内に夢のサロンをオープンさせたわけだ。
そこでヘアメイクとかエステだとかをやっているのだが、施術をされる女性からしてみれば、やっぱりきれいな人にやってもらったほうがいいに決まっている。
そんなまみちゃんが始めたサロンでの奮闘記がこれ→http://ameblo.jp/libra-goddess16/
まみちゃんの未来に幸あれ。
まみちゃんとは私の高校時代からの友だちで、初めて会ったのは高校1年だった15歳のときからだから、もうかれこれ何十年の付き合いである。
彼女は地元に住んでいるのだが東京が好きらしく、定期的にやってきてはうちに泊まっていく。
この日も朝、地元から長距離バスに乗って彼女は東京からやってきた。
私はといえば、前日大学の東京校友会絡みの飲み会があり、べろんべろんに酔っ払ってきて帰ってきたので、朝は絶不調でゲロゲロの二日酔い状態だ。
こんな状態で朝から子どもたちのバレエに付き合わないといけないのかしらん。うげげ。
ソファーでボロボロの状態で横たわる私に対して、長距離バスに揺られてきたというのにまったく化粧崩れもしていなければ、よれてもいないまみちゃん。
ねえ、なんであなたはどこにも毛穴という毛穴がないの?
そんな陶器肌のまみちゃんが私をじっと見つめて言う。
「あんた、相当疲れとるねえ~。泊めてもらうお礼にマッサージしたるわ。まずは顔をやったるで。温タオルってどこにある?」
おお、マッサージ! わたしゃ、マッサージの類が何より大好き! もう大富豪になったら(←絶対なれないけど)、専属のマッサージ師を真っ先に雇うねっ!
電子レンジで温めた3枚のタオルを駆使しつつ、何やらひんやりとしたローションで私の顔を撫で回すまみちゃん。
う~ん、極楽。毛穴から昨日のアルコールが染み出してきそう。ゲロゲロ。
「あんた、パックとかやっとらんやろ。あごの辺とか角質がたまってザラザラしとるよ」
きゃーっ! その通り! だって忙しいんだもの(←言い訳)。
さすがはプロの腕。私はあまりの気持ちよさに意識は真っ白よ。
ちなみにまみちゃんはそのころ自分のサロンを作ったばかり。
高校を卒業してから超大手化粧品メーカーに就職したまみちゃんは美容部員として、薬局とかデパートに派遣されていた。
今でもばっちりなお化粧はこのころからなのだ。年季が違う。
20代前半で結婚し、その後も化粧品関係の仕事をしていたまみちゃんに30代初めに転機が訪れる。
その転機とは離婚だった。
ひとり息子を抱え、大変な苦労をしたのにも関わらず、天職ともいえる美容関係の仕事を続けている彼女に生活疲れだとか、所帯やつれなどといったものが一切顔に表れていない。
偉い! えらすぎるぞ。
息子もすっかり大きくなったので、こうしてちょくちょく東京に遊びに来ているのだが、晴れて実家の敷地内に夢のサロンをオープンさせたわけだ。
そこでヘアメイクとかエステだとかをやっているのだが、施術をされる女性からしてみれば、やっぱりきれいな人にやってもらったほうがいいに決まっている。
そんなまみちゃんが始めたサロンでの奮闘記がこれ→http://ameblo.jp/libra-goddess16/
まみちゃんの未来に幸あれ。
2011年4月10日日曜日
美佳先生(仮名)、撤退
毎日朝早く起きて、息子のお受験勉強に付き合い、土曜日には私のフラメンコ、子どもたちの英語の家庭教師、その後に娘のアルゴクラブ、息子の幼児教室、日曜日は朝から子どもたちのバレエ、午後からは息子のお受験塾W、月曜日の夜は泰子(仮名)のところで子どもたちのピアノと、毎日バタバタだ。
どうしても働いていると子どもたちの習い事が週末に集中するので、仕方がないといえば仕方がないのだが、
週末が忙しい。
そんなこんなで月日もバンバン過ぎていき、気付けば夏である。
子どもたちの英語の先生・美佳先生は慶応卒の帰国子女でしかも美女ときているのだが、残念なことに2ヶ月で辞めてしまうことになった。
本業はウェブデザイナーだそうなのだが、そちらの仕事が忙しくなったので辞めたいのだという。
私は元々、英語はお受験が済んでからでいいと考えていたので、ひとつ予定も減らせてよかったぐらい。
ただ思うに、これは美佳先生のせいではないけど、子どもたちにとっても英語の時間はあまり楽しい時間ではなかったようだ。
読み書きを中心にしていたのだが、まず娘と息子が同じ時間で同じことをやらされていたのだが、ふたりの知的レベルが違いすぎて、娘にとっては簡単すぎ、息子にとってはちんぷんかんぷんでついていけなくて、どちらにとっても中途半端なものになってしまった。
それは余白にみっちりと書き込まれた落書きを見れば一目瞭然で、娘のほうはマンガ形式で登場人物に「え~とえいごできりん2ひき、ゴリラ3びきであわせて5ひきっていっても、なんだ。これってにほんごでかんがえれば、たんなるさんすうじゃないかっ!」と言わせ、授業内容を批判しているし、息子の落書きはぐちゃぐちゃの線が書きなぐられていて、なぜかものすごく汚い字で「ぼいんまん!」と大書きされている。
そう、息子は授業に飽きると美佳先生の膝に座って、先生のおっぱいにさわりまくってセクハラしてたのだ。
その挙句、「ぼいんまん」の落書き。
そりゃ、うら若き乙女の先生は辞めるよな。
トホホ。
どうしても働いていると子どもたちの習い事が週末に集中するので、仕方がないといえば仕方がないのだが、
週末が忙しい。
そんなこんなで月日もバンバン過ぎていき、気付けば夏である。
子どもたちの英語の先生・美佳先生は慶応卒の帰国子女でしかも美女ときているのだが、残念なことに2ヶ月で辞めてしまうことになった。
本業はウェブデザイナーだそうなのだが、そちらの仕事が忙しくなったので辞めたいのだという。
私は元々、英語はお受験が済んでからでいいと考えていたので、ひとつ予定も減らせてよかったぐらい。
ただ思うに、これは美佳先生のせいではないけど、子どもたちにとっても英語の時間はあまり楽しい時間ではなかったようだ。
読み書きを中心にしていたのだが、まず娘と息子が同じ時間で同じことをやらされていたのだが、ふたりの知的レベルが違いすぎて、娘にとっては簡単すぎ、息子にとってはちんぷんかんぷんでついていけなくて、どちらにとっても中途半端なものになってしまった。
それは余白にみっちりと書き込まれた落書きを見れば一目瞭然で、娘のほうはマンガ形式で登場人物に「え~とえいごできりん2ひき、ゴリラ3びきであわせて5ひきっていっても、なんだ。これってにほんごでかんがえれば、たんなるさんすうじゃないかっ!」と言わせ、授業内容を批判しているし、息子の落書きはぐちゃぐちゃの線が書きなぐられていて、なぜかものすごく汚い字で「ぼいんまん!」と大書きされている。
そう、息子は授業に飽きると美佳先生の膝に座って、先生のおっぱいにさわりまくってセクハラしてたのだ。
その挙句、「ぼいんまん」の落書き。
そりゃ、うら若き乙女の先生は辞めるよな。
トホホ。
短信:そういや~、占いでハズレていたこと
3月に銀座の先生改め麻布の先生に診てもらったことでハズレていたこと。
それは娘に関することで、保育園で同じクラスだった春美ちゃん〈仮名〉のことだ。
同じクラスでおかっぱの女の子が娘に意地悪したりするけど、ヤキモチの裏返しであること。また腐れ縁なのでずっとクラスが一緒になるけど、時々ケンカもするけど、大きなトラブルになることもないと先生は入っ言った。
娘たちの学年は2クラスしかないのだが、入学式の時点でクラスが発表されていて、彼女たちは見事に違うクラスだった。
なんだよぉ~。同じクラスになるなんて言っちゃって違ったじゃんっ!
学童じゃあ、確かに一緒だけどさ~。
まったく先生はいったいどうしてしまったのか? 神通力が落ちてるぞ。
それは娘に関することで、保育園で同じクラスだった春美ちゃん〈仮名〉のことだ。
同じクラスでおかっぱの女の子が娘に意地悪したりするけど、ヤキモチの裏返しであること。また腐れ縁なのでずっとクラスが一緒になるけど、時々ケンカもするけど、大きなトラブルになることもないと先生は入っ言った。
娘たちの学年は2クラスしかないのだが、入学式の時点でクラスが発表されていて、彼女たちは見事に違うクラスだった。
なんだよぉ~。同じクラスになるなんて言っちゃって違ったじゃんっ!
学童じゃあ、確かに一緒だけどさ~。
まったく先生はいったいどうしてしまったのか? 神通力が落ちてるぞ。
登録:
投稿 (Atom)