2011年2月17日木曜日

W、無事合格

 Wの体験レッスンから3日後、息子の入塾を認める書類が届いた。
「クマ歩き」が効いていたのか、なんとか基準には達していたようだ。
中には前期分の請求書が同封されていて、内訳は入会金が無料で、6月から9月までの3か月分の月謝¥26,000×3の¥78,000であった。
入会金が無料なのは娘が昨年T大附属T小の講習を受けていたので、兄弟割引が適用されたらしい。
¥78,000とは痛い出費であるが、SG会では1ヶ月にこれぐらいの金額を取るのだから、まだ良心的だと納得すべきなのか。
このお金が無駄金と化さないよう、息子よ、頑張っておくれ。

さて正式にWの会員となった私たち。翌週訪れると、さっそく息子のネームプレートが取り付けられた引き出しが用意されていた。
こういうのが用意されていると気持ちが引き締まるよね(←肝心な本人が何にも感じちゃいないが・・・)。

さて息子が授業を受けている間、保護者たちは別室にて我らが新田先生(仮名)の講習を受けるのである。
去年は直前講座のため、一次抽選に通って慌ててやってきたような親子(←私たちみたいなやつな)が会員以外でもたくさんいたため、近くの別のビルを借りて広い部屋で講習をやっていたけど、まだ5月だからか、Wの入っているビルのさして広くはないフロアーで講習はおこなわれた。

しかし目に付くのは父親の参加率の高さである! 保護者の半数は父母揃って参加しているし、父親だけが参加しているケースもある。
この頃のお父さんってお母さんだけに子育てや教育を任せっきりにしない人が増えてきてるんだなと、改めて実感。

うちの夫は家事の半分以上やってくれているし、もちろん子育てにも積極的に参加してくれているけど、言葉の壁があるせいか、保護者会の類のものや、送迎以外の習い事に関与するのを避ける傾向がある。
やってくれないこともないんだろうけど、こちらとしてもちゃんと理解しているのか不安になるので、だったら自分でやればいいやと思ってしまう。
つくづく思うのは、私たちが海外に住むハメになれば、逆に「きちんと100%話を理解していないといけない」場には夫にすべてお願いしないとしょうがないんだろうなあ。
まあこういうのはお互い様なのだ。

さて久々の新田先生。相変わらず低音の魅力で保護者たちを惹きつけてやまない。
この日のお話は「お話の記憶」対策と「クマ歩き」対策。
新田先生によるとお気に入りの本を繰り返し子どもの読んであげることで、

①言葉の力を育てる 
②心を育てる 
③追体験をさせてあげる 
④登場人物の気持ちにさせてみる

という効能があるらしく、コツとして感情を込めすぎず子どもの真横にいて淡々と読むのがいいそうだ。
またクマ歩きは手押し車の要領で練習するといいらしく、日ごろの遊びを通してとにかく手足の力をつけることがポイントだとか。

こういうのって親が日ごろから子どもに向き合っていないと、なかなか身につけさせてあげられるものでもない。
 常日頃、フルタイムで働いていることを理由に保育園に任せきりになっている我が家。
 すまんよ。子どもたち。
 新田先生の美声に聞き惚れながら、小さくうなだれる私であった。

0 件のコメント:

コメントを投稿