娘が近所の公立M小学校に通い始めて早2ヶ月あまり。
クラスの半数近くが同じ保育園出身のこともあり、結構楽しそうに通学している。
それにつけても学校が近いってありがたい。
M小学校は8時10分から20分が登校時間だけど、何せ8時10分に家を出ても余裕のよっちゃんなのだ。
これが国立小に行っていたら、間違いなく7時半には家を出ないといけないし、G大附属O小に至っては7時半前に家に出ないと間に合わないので、大変だっただろうなあ。しかも送迎しないといけないし。
学童も学校の裏にあるので、通学の安全面ではこれ以上のことはない。
確かに国立受験に失敗して落ち込んだこともあったけど、娘にとってはこれでよかったのかなとやっと思えるようになってきた。
そんな6月のある日、娘の学校公開週間のために朝から学校に行ってきた。
M小学校だけなのか、今日びの学校はそうなのかわからないけど、M小学校は年に何度か学校公開週間があって、丸々1週間1時間目から6時間目まで父兄や近所の人たちのために学校の出入りが自由になる。
前もって1年生から6年生までの時間割が1週間分渡されて、誰がどこの授業を見てもいいことになっている。
M小学校はオープンスペースになっているので、ブラブラといろんなクラスを見るのに適している。
私たちが子どものときは、「父兄参観」と言えば、何月何日の何時間目の授業(←たいてい5時間目!)と決まっていて、見られるのは自分の子どものクラスのみと決まっていたから、公開週間の間、都合がつく時間にいつ行ってもいいし、何を見てもいいというのは画期的だ。
在校生の父兄じゃなくても学校に入れるので、特に学校選択制を採用している我が区のお父さんお母さんは候補に考えている小学校をこういう機会に訪れて様子を見ることができる。
また在校生の父兄でも違う学年を見ることで、学校全体の様子もわかるし、何年か先の子どもの様子も想像できるのでいいシステムだと思う。
小学校も新しく建てられてから5年ぐらいしか経っていないので、中は清潔で明るく冷暖房完備でいい感じ。
教室での娘は優等生然として、「ハリー・ポッター」シリーズのハーマイオニーみたいだ(←顔もちょっと似てるしね)。
他には仕事の関係上、違う学年の英語の授業を見たりして過ごしたらあっという間にお昼になった。
また午後から学校に戻ってくるつもりで校門を出たところで、バッタリと出くわしたのが曽我部さん(仮名)だった。
「あらっ、久しぶりじゃないの? 今日、会社じゃないの? だったらランチしようよ」
と声をかけられたので、学校から近くの人気のイタリアンに行くことに。
曽我部さんは近所のママ友で、苗子ちゃん(仮名)という小学校2年生の娘さんがM小学校に通っている。
ちなみに曽我部さんは、子どもたちのピアノの先生でお受験エキスパートの泰子(仮名)たちと同じマンションの住人だ。
彼女は私と同い年の専業主婦。幼稚園受験、小学校受験に相当明け暮れたが(←泰子情報)、残念ながら全滅し、不本意ながらM小学校に通わせているという噂だった。
泰子が銀座の先生に娘の真美ちゃんの幼稚園受験を診てもらったときに書いてもらった制服の絵を見て、
「これってO女大附属O小学校の制服よっ!」
と喝破したのが曽我部さんだった。
そんないきさつもあり、間接的に銀座の先生のことを知っている曽我部さん。お受験経験者だし、いろいろとお話できるかもと期待に胸を膨らませ、ランチに臨んだのであったが・・・。
0 件のコメント:
コメントを投稿