2009年6月18日木曜日

小説、完成する!

時間が許す限り小説「エッサウィラ」を書き続けた。途中からグッと執筆ペースがあがった。なんとなくコツがつかめてきたのだろうか。
10月にいったん完成させてT書店の本田くん(仮名)に送る。ラストシーンは我ながらちょっとどうかなと思うものだった。
ちょっと唐突な終わらせ方だった。たぶんこの話が映画とかになって映像化されたりしたら、こういった終わり方はありだと思う。
本田くんとHANAちゃんと沙織(仮名)に送る。全員から同じ答えが返ってきた。
「ここで終わらせるな。もうちょっと書け!」
はいはい、わかりましたよ。

そこからが産みの苦しみだった。あと少しなのにそれまでスラスラと書いてきたことがなんだったんだと思うほど、どこに話を持って行こうか迷いに迷った。
もう明けても暮れても「どう終わらせるか」ということばかり考えていた。気がつくと18万字も書いていたのである。
あなた、18万字ですよ!! えらいこっちゃ。
ロッキンオン・ジャパンの超ロングインタビューでも2万字(まだやっているのか!?)だ。18万字といえば、2万字インタビュー、アーティスト9人分ですよ!
ここまで広げた風呂敷をどうしまうのか、そこが問題だったのだ。

しかしそこはなんとかなるもんである。苦しんだ末に11月半ばごろにほぼ強引に、無理やり完成させた。
やったあ! 何事も最後までやり遂げるものだ。終わった瞬間、なんだか爽やかな風が吹いた気になったものだった。
さあ、今度こそ本田くん、HANAちゃん、沙織を納得させることができるのか!?

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