2009年6月29日月曜日

すごいぜ、息子!①

 早生まれだということもあり、同じクラスの子どもたちと比べてもポヨーンとしていて幼い我が息子。
 筋肉少女隊の「ポヨヨンロック」を聴くと、なぜだか息子を思い出してしまって仕方がない今日この頃だ。
  
息子の性格については、
 「娘さんはお父さんに性格も向いていることも似てますけど、息子さんはお母さんに似てますね。自由奔放で自分のやりたいことしかやらないところとか、マイペースなところとか、芸術関係に向いているところとか」
と銀座の先生に言われていたが、実際にそんな予兆があっちこっちに現れ始めていた。
 なんとも気まぐれくんで、もう周りは振り回されっぱなしである。
そしてあろうことか、先生からは、なんと「天才」と評されているのである。
まさか、まさか、まさか、である。

さて息子である。喋り始めるのも遅く、「おい、だいじょうぶか!?」とずいぶん心配したものであるが、4歳近くなってからは喋る喋る、今まではいったい何だったのか!?
それと数字に異様な興味を示し、保育園のお友だちの下駄箱を片っぱしからチェックをして、何をしているのかと思いきや、なんとお友だちの靴のサイズを調べているのである。
いったい何のために!?
数字を見れば、チェックせずにはいられず、数字を見れば数えずにはいられない息子なのだ。
それはまるで、鳥を見れば数えずにはいられない「野鳥の会」のメンバーのよう、はたまた、山を見れば登らずにはいられない山男のようではないか。
すっかり保育園全員(先生も含む)の靴のサイズを掌握し、誰の足は誰より大きいなどとデータがすっかり頭に入っている息子。
ていうか、違うところに頭使えよ。
 街にあふれる数字を片っ端から嬉々としてチェックする息子。
 「ハクション大魔王」並みに数字が苦手だった私の息子だとは思えない。

 そして事件は起こった。
 夫はいつも子どもたちには英語で話しかけるのだけど、一生懸命英語で答えようとトライする娘と違って、息子は夫の言っていることはたいてい理解していても、はなっから英語で答える気なんてない。
 まあ、もっとも最近まで日本語も怪しかったのだから仕方がないんだけど・・・。
 それでも数字だけは英語での言い方に興味を持っていて、しっかり20ぐらいまでは頭に入っている息子だ。
ある日、娘が「3+3=6って英語でなんて言うの?」と夫に聞いたことから、夫がいくつか英語で問題を出し、娘が英語で答えていき、答えられない前提で、
 「フォー・ハンドレット・プラス・フォー・ハンドレット・イコール?・・」
と夫が聞くと、「え? ええぇ~?」と戸惑っている娘の横にいた息子が目を輝かせ、
 「エイト・ハンドレッド!」
と即答したのである。
 「えええええ!?」
 驚愕する私たち。
 「ぐふふ。だからエイト・ハンドレッドだよ」
 念押しする息子。これはいったいどうしたのだ!?

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