2009年6月24日水曜日

銀座の先生のところに電話をしてみた②

仕事のこと、もし仕事を辞めたならその後の収入について、ペンネーム。それらのことが頭から離れない日々が続いた。
最初に銀座の先生のところに行ってからしばらく経っている。また診てもらうのもいいかもしれない。
2008年の11月下旬。思い切って先生のところに電話してみる。前回は感じのいい男の人が受付をしていた。
そころが今回、電話に出たのは若そうな女性で、名前を告げると、
「お久しぶりですね。お元気でしたか?」
と言われた。
 おお! まさか、先生自ら電話を取るとは! しかも覚えてくれている?
 「実はまたお伺いしたいんですけど」
 「はい、今年だったらそうですねえ。空いているのは12月24日と25日だけですね。来年だったら、8日以降は今のところ予定、空いてますよ」
 オオ・マイ・ガァー! 要は空いているのはクリスマスだけということか。

 ううーん、微妙! うちは一応夫が外人なので25日は会社を休んで家族揃ってクリスマス・ディナー(イギリスではディナー=夕食とは限らない)を昼間から始める習慣がある。夫が12月に入ったら丸ごとのターキーを仕入れてきて中にいろいろと詰めて何時間もかけてオーブンで焼く。
 ちなみに私はシーフード・ベジタリアンなのでターキーの代わりに、ロブスターだとかサーモンだとかムール貝だとかを用意してもらっている。
 家族揃ってクラッカー(たぶんイギリス独自のもの)を鳴らしてその中に入っている紙でできている王冠を被って、昼間っからシャンパンやらワインやらを開けて、夜になったらスティーヴ・マックィーンの「大脱走」を観て、そのあと夫がイギリスの家族全員に電話を掛けまくるというのが王道パターンだ。
 その代り、日本では最重要視されている24日は我が家では比較的あっさりしたものだが、クリスマス・イヴ=勝負の日!という感覚が残っているバブリーな私が、無理やり24日もそれなりの日に仕立て上げているというのが現状だ。

 そうか~、先生のところ、クリスマスしか空いてないのかあ。
 まあ、どっちかの日にちでも無理をすれば、1時間ぐらい占いに裂くのは可能だろうけど、なんとなく気のりのしない私だ。
 なんだか、クリスマスに占いしてもらっているってイヤじゃん。他に楽しいことないのかよって気になるではないか。
 きっとそう思う人が多いだろうから、いつもだったら1か月も2か月も予約で埋まっている銀座の先生のところもクリスマスだけ空いているのだろう。
「クリスマスは微妙です」
 まるっきりそのまんまの状況を述べている私。
「では年明け8日以降にしますか?」
「ううん~、ちょっと年明けのことまでわかんないんで、また電話します」

ああ、さっさと予約したほうがよかったのかな。なんとなく1か月半先のことだけなのに、年明けだと言われると、予定も何もないくせにどうしていいかわからなくなってしまい、先延ばしにしてしまったダメな私なのであった。

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