2010年8月6日金曜日

黒百合姉妹からの依頼

 半年ほど前に私の大好きな姉妹ユニット「黒百合姉妹」と久しぶりの再会を果たしたお話を書いた回があったのだか、覚えておいでだろうか?
 「12月末にライブがあるから来て」とJURIとLISAの姉妹から言われていたのだが、お受験でバタバタしているところにふたりからメールが入っていた。
 なんでも絵本つきのCDを出すのでその英文をチェックしてほしいとのこと。
 
黒百合姉妹のためならなんでもやりますよと安請負し、その文章を受け取るとガーン! 何これ!? 英文チェックだというので軽く考えていたら、あーた、全部日本語じゃないの! ってことはこれ、英訳しろってやつですか?

ここでばらしちゃいますけど、国際結婚していて横文字のけれんみたっぷりの苗字になっただけあって、「英語がペラペラ」な人だと誤解されているようだけど(←自ら誤解されるようにしているという説もある!)、それがそうでもないんだな。
だって私、海外留学の経験もなければ住んだ経験もないんだもん~。てっへ。

まあもちろんまったくしゃべれないとか聞き取れないということはないが、翻訳家だとか通訳だとか英語力を前面に出すような仕事をするレベルではないということだ。 
 友人などを通してそういった頼まれ仕事をしたこともあるのだが、それはネイティブの夫という最強のヘルプがあるからだ。
 まあ友人たちもそれを見越して、私にということではなくその背後に控えている夫に依頼していたという側面もあったはず。

 そういう夫も日本語からいきなり英語に訳せるわけではないので、結局はふたりで力を合わせてなんぼだという世界だ。
 まず私が日本語から英語にざっと訳し、細かいニュアンスを夫に伝える。私の粗い英文を夫がネイティブの英文に訳し直すというのが、日本語から英語に訳すときのやり方で、その逆の英語から日本語に訳すときはまず私が日本語にざっと訳し、細かいニュアンスを夫に聞く。それでネイティブの日本文に訳し直すという段取りを取っている。
 このときにすんなりと訳せればいいんだけど、細かいニュアンスを巡って夫婦喧嘩に発展することもしばしば。
 
 で久しぶりの英語仕事なのである。仕事といっても黒百合姉妹からお金は取れないので、したがってボランティアである。
 そこではたと思い出した。銀座の先生から2009年の5月、7月、9月と何か頼まれごとをし、それはボランティアであってもやるべきだと言われたことだ。
 今年はボランティアでもそれが将来の仕事に結びつく。そう銀座の先生は私に言った。
 
その5月、7月、9月のボランティアはてっきり早紀ちゃん(仮名)とのプロジェクトだと思い込んでいたが、私たちの古巣S社のあの煮え切らない態度を見る限り可能性はあまりなさそうだ。
 ということは思いっきり時期はずれこんでしまったが、もしかして将来の仕事に結びつくボランティアとは黒百合姉妹の英語仕事なのか!?

 しかも相手は黒百合姉妹! 歌詞世界も独特で摩訶不思議。神秘の世界である。この微妙なニュアンス、世界観を夫に伝える困難さよ。
 しかし相手は黒百合姉妹! 便利に使われていたとしてもファン冥利に尽きるではないか。
 私ったら意外と尽くすタイプなのね。

 久しぶりにクリエイティビティ溢れる活動をした瞬間なのであった。

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