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O女大附属に書類を提出しに行った2日後には、T大附属T小に二次試験のためのタイムテーブルをもらいに行った。
O女大附属もT大附属T小も最寄り駅が同じなので、すっかりこの辺りに詳しげな人になりつつある。
予断だがWのカリスマ講師によると、たかだかタイムテーブルのためだけに親を呼びつけるT大附属T小の魂胆は、ずばり保護者がどこまで学校に対して協力的なのか試すためだという。
まったくこっちはフルタイムで働いてるんだよぉ~。ちょっとは考えてくれっ!
と思っていては国立小受験する資格はないということだ。トホホ。
そしていよいよ12月に入り受験準備も本番を迎えようかというときに、お受験保護者たちを驚愕させるニュースが全国を駆け抜けた!
なんとさるお方が来年の春O女大附属幼稚園にご入学するというのだ。
ええ~!? G院じゃないのぉ~!? というのが我が日本国民すべての素朴な疑問だろう。
っていうか、もちろん抽選なんてやってないよね!?
しかしなぜO女附属? なぜ国立?
格安の国立は本来庶民が行くべきところでしょ?
なんでなんだよぉ~?????
よし、泰子(仮名)に電話だ。
「そうなのよぉ~、実はおとつい緊急保護者会があって召集されたのよぉ~」
と泰子。
「もしやご学友というやつになるわけ?」
「幼稚園はうちは来年卒業だからね~、いっしょにはならないけど、もしかしたらこのまま小学校に上がられるということになれば小学校でいっしょになるよねえ」
「ってことはやっぱりそこでも抽選はないよねえ?」
「まあさ、幼稚園の保護者の間でも抽選ぐらいやらせろよってさんざんよ。しかも特別扱いはしないってことだけど、抽選をやっていないって時点で特別扱いだよねえ~。しかも知ってる? 2チャンネルなんかでもね・・・(以下、小心者のために省略)」
う~ん。泰子の友だちの中国人ママは「O女はハーフの子にとっては有利よぉ~」などと言っていたが、こうなったらご学友に外国人の血が入った者はふさわしくないとかということで、うちの娘は不利にならないのか?
この点についても泰子はなんともわからないと言う。
まあそりゃそうだ。
このさるお方のO女大附属ご入学を巡って、一層O女大附属の合格が遠ざかった感じがしたのであった。
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