2009年7月6日月曜日

銀座 2回目 ①

 年明け1ヵ月弱。1月27日。予約日当日。
 前回診てもらってからおおよそ1年半が経っている。前回と比べて大きな悩みやストレスはない。
でも先生が示してくれた明るい未来に至るための道筋がまだ見えない。それが不安だ。

定時の5時半までがなんとも長かった1日。ベルが鳴ったらサッサと会社を出る。
予約の6時15分まで楽勝!のはずだった。
けど、どうして? 
なかなか先生のところに辿り着けないのである。おかしい。1回行っているところだし、地図も持っているし、駅からそれほど難しい道のりでもないのに、なぜ着かない?

ああ、予約の時間が刻一刻と迫っている。焦る! だって2万円ですぞ。
貴重な時間が過ぎていく。
銀座の中心部からずいぶんと離れた路地の辺りをうろつく私。なんってことのない通りでもどことなく品があって風情がある。
道に迷いながら昔住んでいた京都の町並みを思い出す。
って、そんなこと思い出している場合ではないのだ。
ああ、2万円! 早く辿り着かねば。

あ、やばい! 時間過ぎてる! 慌てて電話をする。2ヶ月近く待ったのに、ドタキャンだと思われて、予約を取り消されたら元も子もない。
「すみません。6時15分から予約を入れている者ですが、道に迷って・・・」
「そうですか、今どのあたりですか?」
「かなり近くにいるはずなんですけど・・・」
電話に出た若い女性のガイダンスに従って先生の場所を目指す私。

あ、嘘・・・・。ここ何度も前通りかかってた。ガーン! こういうのって単に私が方向音痴なだけの話だけど、先生から拒絶されているような、なんか大きな力によって避けられているような気になってしまう。
なんだか、幸先が悪い。今回はなんて言われるのかしら?

この話、しばらく続く!

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