私と夫は8月忙しいので、毎年9月に夏休みを取っている。2009年も例外ではなく、9月に1週間ほど休みを取り、今年は実家に帰るついでに伊勢志摩に行くことにした。
実家から伊勢志摩はそれほど遠くないのに(←と行く前は思っていたが、実際は遠かった)、なぜか行ったことがなくて、日本人なら伊勢神宮ぐらい行っとかないとあかんだろうということと、伊勢志摩というからには伊勢海老とかあわびとか牡蠣とか食べまくるということで、決めたのであった。
実際は牡蠣も伊勢海老も季節外れでガックリではあったが、魚介類はさすがにおいしく、旅館もまずまずで、このころかなり話題になっていた給付金(←こんなお金をもらっていたこと、もうすっかり忘れているでしょ?)記念サービスとかのセット料金だったので、かなりお得感もあった。
スペイン村でフラメンコを見たりという2泊3日の旅行後、実家へ。
リフォーム以後(リフォームの話は2009年月参照)2回目の実家だ。
うちの実家のあたりはいわゆる車がないとどこにも行けない不毛地帯で、コンビニすら歩いていけないというスットコドッコイな場所だ。
こういう町の住民はいったいどこで買い物をするのか?
はい、もうおわかりですよね。近所の商店街などとっくに死滅し(←というよりこの町は最初から商店街など存在していなかった!)、バスで行ける市最大のというより県で最大の繁華街は6つの百貨店およびファッションビルが撤退し、往時を知る者には見るも無残な巨大なシャッター通りが出現した。
地元出身の政治家でこの繁華街の復活を公約に謳わない者はいない。昭和40年代にはこの繁華街を舞台にした歌や映画もヒットしたが、それも遠い昔のことだ。
その代わりに台頭してきたのが駐車スペースが何千台分もある郊外の大型ショッピングセンターで、イオンあり専門店あり映画館ありアミューズメントパークありなどの複合施設だ。
なんでもあるからここで1日中過ごしていられる。老若男女こぞってショッピングセンターに押しかける。
でもそんな光景は何も私の故郷だけではなく、日本中の地方都市で当たり前の光景だろう。
大型ショッピングセンターといえば、もうイコール・イオンだ(←私の中では)。
個人的にはイオンではなくジャスコと呼んだほうがしっくりくるので、ここではジャスコと呼ぼう。
実家からも車で15分ぐらいのところにジャスコを中心としたショッピングセンターがふたつあり、オカンは気分に応じて使い分けている。
その他、しまむらあり、西松屋あり、マンモスセンターありなど様々な大型店が郊外にひしめき合っている。
都心に住む私たちは車を持っていない。歩いていける範囲になんでもあるので、車がなくても生きていける。
その代わり歩いていけるところは百貨店やファッションビルはたくさんあっても、こうした郊外型の店はない。
だから実家に帰ると私は途端にショッピング・モードに突入する。
家族の下着、カバー類、布団関係、キッチン用品などなど、こんなものはいちいち百貨店で買ってられないだろう。
特に私の中で百貨店でいちいち買ってられないランキング第1位は、すぐに着られなくなってしまう子供服だ。
そして今回は普段使いの子供服にプラスして、お受験用のグッズも見てみようという思惑があったのだ。
果たして郊外型のショッピングチェーンの実力はいかほどなのか?
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