上品そうな学校長が壇上に上がる。第一声が、
「これだけ志願者の方々に来ていただいても、本校の抽選はひとえに運です。それ以外にありません」ときた。
そりゃそうだろうな。だって一次抽選だけでも50倍!なんだもん。
「誠に申し訳ない限りです」と頭を下げる学校長。
だったら受験方法変えろよなっ。
例によってビデオを見ながら、学校生活などの説明が行われる。G大系のようなイベントばっかり感はなく、全体的に地味目な感じ。
そのあとは受験日程に話が移り、この日にもらった受験票を11月末に提出し、12月上旬に一次抽選、その2日後に2次試験(保護者個別面談あり)、翌日2次結果と3次抽選。12月17日は合格者説明会とのこと。
学校説明会から出願までにずいぶん時間が開いていて、一次抽選以降は怒涛のスケジュールだが、一次抽選自体の日程は4校中、一番遅い。
この2次試験のときに「インフルエンザ感染拡大を防ぐため」ということで、咳が出ている等の少しでも感染が疑われる症状が親子ともにある場合は、2次試験を辞退してほしいとのこと。
ええ~っ? だって50倍の競争率を勝ち抜いて、それはないでしょ。厳しすぎ。
あと特筆すべきことは初年度に42万円もかかるということ。
その中に制服代なども含まれているらしいが、高くないか?
それでもO女は女子なら高校まではたいてい進学できるみたいだし、男子でも中学までしかないとはいえ、泰子の話によればO女の面子にかけて結構いい高校に男子は推薦で行かせてもらえるらしいので、決して男子にとっても悪くないという。
その後は質疑応答に入り、学校説明会は終了。
全体的に上品な感じのする学校であった。
「うちの雪美にはここは厳しいな」と由美子さん。活発な雪美ちゃんはこういうおっとりとしたお嬢様学校は向かないとのこと。
「でもAちゃん(うちの娘)にはすごく合ってると思うよ。バレエとかピアノとかやっている子も多そうだし、Aちゃんっぽい感じがするけどなあ」
・・・だったらそりゃいいけどねえ~。いかんせん50倍だからなあ~。
2010年5月10日月曜日
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