「おねえさん(←私のこと)。銀座の先生のところに行きたいので、連絡先を教えてください。うふふふ。ついに結婚が決まりました! 銀座の先生には彼との相性とか診てもらいたいです♪」
突然送られてきたメールの差出人は前の会社の後輩・山木。
彼女は会社を辞めたあと、大学院で商標などの勉強をし、ベンチャー企業を中心に管理職として何社かを渡り歩いている。
以前、すい臓ガンで急逝してしまった先輩須崎さん(仮名)たちとタイ旅行に行ったときに、現地の超有名な占い師に診てもらったらしく、そこで38歳で結婚すると予言された話は10月のブログでもお伝えしていた通り。
そして山木は現在38歳。占い的中だ!
速攻で山木に電話をして、結婚おめでとうとともにダンナのことを質問攻めにし、ようやく銀座の先生の連絡先を教えた私。
「電話したときに私の名前を出せばいいから」
そう言いながら、私のウェディングのとき、ブーケトスでブーケが当たったのは、山木だったことを思い出す。あの日から7年以上経ってる。
ようやくブーケの効果が現れたのかとつい感慨に耽ってしまう。
「わあ、助かります。ありがとうございます。あ、そうだ。おねえさん、そういえばAちゃんの受験ってどうなったんでしたっけ?」
とすっかり忘れていた(←おいっ)受験話を思い出させてくれる山木。
「記念でいいって言われてたから、何も準備してないけど、それってバカ?」
「まあ占いの検証ブログやってますからね。そういう意味では自然体でいるのがいいんじゃないですかねえ」
「それもそうかもね」
「私も行ったら絶対に報告しますから、楽しみにしててくださいね」
と山木もついに銀座の先生の洗礼を受けることになった。
ところがそれがとんでもない事態を引き起こすことになるとは、このときは誰も思いもしていなかったのであった。
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