2010年3月6日土曜日

お受験写真②

 何はともあれ、写真撮影ということでまずは陽太から。ちゃっちゃと撮影が終わり、うちの娘の番になったのだが、カメラマンから何度もダメだしをされている。
 パスポートセンターなんかで撮るような写真のときは、特に何か言われたことはないんだけど、ここでは姿勢が悪いと何度も注意されている。
 パソコンの画面からいいものを選ぶんだけど、すぐに決まった陽太を尻目に、娘のものはスタッフの人が全部ダメだという。
 確かにどれも真っ直ぐ前を向いていなくて、ちょっと小首を傾げていたり、比較的真っ直ぐなものは、表情がイマイチだったりするのだ。
 再度撮り直しても、取り立てていいショットはなく、何度言っても娘はまっすぐに座っていられない。

 なんでだろう? 今まで娘の姿勢とか気にしたことがなかったけど、やっぱり体ごと傾いてしまっている。
 それに比べて日頃はチャラチャラしているのに、いざというときはピシッとしている陽太。こういうのもお受験塾に行ってる行っていないの問題なんだろうか。

 それでも無理やり若干体が傾いているものの、表情はいいものを選ぶ。当たり前だけど近所のカメラ屋で撮った感じと全然違う。
 一応受験にも使うだろうからということで、パスポート写真の値段で撮ってもらってなんだか得した気分♪

 それにしてもお受験写真のパンフレットには家族写真っていうのもある。
 こちらはうんと高くて2枚で定価が10600円!
 みっちゃんが言うには、学校によっては家族全員で写っている写真だとか、親子で写っている写真が必要になってくるらしい。
 「陽太の受ける学校はどうなの?」
と聞くと、みっちゃんは福々しい笑顔を見せ、
 「うん。もうみんなで撮ったから、こっちはもうだいじょうぶよ」
と言う。まったくあの酒好きでお調子者のカズヒロ(仮名)が、どんな顔してお受験写真に納まっているのやら。

 ちなみに後日お受験写真の話を泰子(仮名・近所のママ友にしてお受験の達人。そして私と娘のピアノの先生)にしたところ、
「撮り直し、撮り直し!」
とにべもない。
「ダメだよ。写真、真っ直ぐじゃなきゃ。第一、美央さん、気合いなさすぎ! 本当に受験する気あるわけぇ?」
と手厳しい。
 
 しかし写真ひとつ撮るだけで私と娘はグッタリだ。お受験の道は険しいのぅ~。

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