2010年3月17日水曜日

こういうのもありだ①

 前フリがかなり長くなってしまったが、そういうわけで(←どういうわけだ!?)河田家(仮名)で飲んでいる私たち。
 中華料理の店をやっている河田さんのところは現在、店舗兼自宅を近所で新築中(←こんな都心で甲斐性あるよなあ~)のため、パパの実家に居候中でなんと総勢14人家族になっているという!
 そのうちわけは河田家4人(礼恩くんには小学生のお兄ちゃんがいる)、おじいちゃん、おばあちゃん、パパのお兄ちゃん家族5人、弟&嫁、妹と賑やかなことこのうえない。
 ビバ、大家族スペシャル!

 しかもここは某宗教団体の教会になっているため、家がバカでかく神様がいるお部屋なんかはかる~く40畳ぐらいあるのでは。
 もう一歩足を踏み入れると、まじでここが東京のど真ん中だとは俄かには信じがたい。
 うちから歩いて3分のところにこんな秘境があったとは!
 なんとも田舎の親戚のうちに来たように懐かしく、また礼恩くんのおばあちゃんも気さくで、
「うちはいつでも飲み会やってるからよぅ、いつでも好きなときに来なっ!」
と下町のおばちゃん全開でいい感じ。

 玄関には鍵なんかかかっていなくて、いつも人が出入りしていて、いつのまによその子どもが入り込んでいて、TVなんか観ていたりする。
 いったい、いつの時代の風景なんだ!? 自分が子どもだったころに戻ったようなタイプスリップ感に襲われる。

 夕方6時半になると、「ちょいとお勤めするよ~」と突然礼恩くんのパパママ以外の家族が勢ぞろいして一斉にお経を読み始める。
 よその子たちは慣れているらしく、場の空気を読んでいるが、うちの子どもたちは珍しいのか、お経を読んでいる河田家の皆さんの周りを踊っている。なんかの音楽と勘違いしているようだ。
 こらこら、邪魔するなっていうの。

 30分ほどでお経の時間が終わると、「じゃあ、こっちに移動すっか」と神様のいる大広間にちゃぶ台を動かして、酒盛りが始まる。
 メンバーは14人家族の河田家を筆頭に、敦くん(仮名)とママ、亘くん(仮名)とお兄ちゃんとパパとママ、大樹くん(仮名)とママと私たち。
 子どもたちは食事もそこそこで遊びまわっている。
 
 中華料理屋さんの河田さんのところや、お蕎麦屋さんの武田さんのところと同様に、亘くんのところの大山さんちも近所で和菓子屋さんをやっていて、なんとその和菓子屋は有名になりすぎて午前中に商品が売切れてしまうという状況になっている。
 みんなジモティばかりで、河田さん夫婦は中学時代の同級生同士、挙句、武田さんちのパパとは中学の先輩後輩の仲で、昔いっしょにやんちゃした仲だという。

 聞くと河田さんのパパとママは21歳のときにでき婚をしたため、まだ30歳そこそこという若さ!
 っつーか、このメンバーで年くってるのって、うちだけじゃん!

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