2010年3月25日木曜日

特別寄稿 鹿鳴館30周年記念ライブに行ってきた!③

 さてトップバッターはデッド・エンドである。
 もうMORRIEのカッコよさといったら!
 COOL JOEも変わっていない! この人がシルヴァー・ドックスというバンドにいたときに何度かライブを見たことがあったんだけど、いるだけで周りがぱーっと明るくなるような華やかなベーシストだ。
 
 そしてMORRIE! 右側の右側あたりから髪を立たせながら流す髪型(←想像つくかな?)は健在で、胸元をはだけた衣装もオシャレに着こなし、時折チラチラと見える体の細いこと細いこと。
 MORRIEに限らず、みんな細い。うちの夫と同い年ぐらいだと思うけど、もう同じ人間(←人種は違うけどな)とは思えない。なんてみんなお腹がぺったんこなんでしょう。
 爪の垢でも煎じてお飲みよ。我が夫。

 久しぶりのライブでどうやってのったらいいのかちょっと迷っていたけど、曲が始まってしまえば体は自然に動く。
 昔の曲なのか、再結成されたあとの曲なのかは不明だけど、改めて聴くとデッド・エンドって結構ポップなのね。
 なんだかもっとハードなものを想像していたのでちょっとびっくり。
 けどどの曲もやっぱりMORRIEの詞は「アイラブユー・ベイベー」的な要素は一切入っていない。
 そしてさすがに演奏も安定していて、キャリアを感じさせられる。

そして気になるドラマーはひとりだけ若そうで、いったい誰?って感じである。
 けどMCでその正体が「山崎 慶」という名前であることが明かされる。MORRIE いわく「息子でもおかしくない」年齢の若者だということだ。
けど重鎮たち相手にかなり奮闘している。将来楽しみだぞ。
ライブ後にネットでチェックしたらこの人現在、VENOMSTRIPというバンドに在籍していて10代のころからセッションとかしまくっていたらしく、若手テクニシャン・ドラマーとして有望視されているのだという。
それも納得のドラミングだ。お見事!

あと意外だったのがMORRIEのMCがオモロイこと。あんなに美形でカッコいいのにめっちゃ関西ノリだ。
ずっとMORRIEって作り物みたいにきれいだから、昔のアイドル並みにマジでトイレとか行かないのではと思っていたが(←思うなよっ)、「MORRIE!!」という黄色い声援に「はい」と真顔で答えてみたり、関西弁でジョークを言ってみたり、私的にはかなりツボを突かれた。
美形な上にオモロイ。無敵やないか! 

怒涛の如く飛ばしていき、きっちり1時間後にデッド・エンドの出番が修了。アンコールはなし。
おお~、ということは最後に大セッションか?

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