うちの娘は3歳からバレエを始めて、毎週日曜日の朝、近所の教室に通っている。
レッスンを見学できるのは月1回だけで、あとは母子分離なので子どもたちがバレエを習っている間は、気の合うママ同士でロビーのソファーに陣取りくっちゃべりながら時間を過ごす。
バレエのママ友たちは年齢層がバラバラだけど、土日に子どもの習い事をさせているということは、ママは平日働いているということなので、働くママさんばかりだ。
しかもきれいにしているママが多いので、目の保養になって楽しい。
保育園のママ友もそうだが、ある程度自分が働いているママたちは「夫の職業、年収、学歴」および「子どもの学校」「実家の財力」などといった自分以外のところで勝負するところが100%といっていいほどないので、私としてはつき合いやすい。
詩音ちゃん(仮名)ママこと里美さん(仮名)もそのうちのひとりだ。
医学系の翻訳を手掛けている彼女は、そのお堅い職業とは裏腹に永遠の不思議少女系のキャラでいつも可愛らしい感じのお洋服でまとめている。
レッスンの待ち時間の間のおしゃべりで例によって私が銀座の先生の話をすると、何人かのママたちが興味津々で、
「何それ、行きたい行きたい! 電話番号教えてよ」
という話になり銀座の先生の連絡先を教えた。
そのときに教えたうちのママのひとりが里美さん(仮名)だった。
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