2009年4月27日月曜日

数字の謎①

 銀座の先生のところへ行くと、占ってもらう前に名前と生年月日を記入する。名前と生年月日の欄の横には、上半身だけの人のイラストが印刷されていて、先生が背後をチェックしたあとに見えたオーラとかをそのイラストに書き込んでいく。
 それから生年月日を元にして先生が数字を書き込んでいって最終的には逆3角形の形になって、3つの数字が導かれる。
 元来、数学的なセンスがゼロな私はその数字自体には興味がなく、どうやって導き出されたものかという過程にまったく関心がなかった。
「これって生年月日を元にしてるでしょ」
 数字を指差しながら、目で追う里美さん(仮名)。用紙を覗き込むバレエママたち。
「これって生年月日の数字をひとつひとつ足していって、最終的に一桁の数字にしてるんだね」
 即座に数式をはじき出す莉奈ちゃん(仮名)ママこと佑子さん(仮名)。それってよく雑誌の占いにも出てくる数式だよね。
 今まで気がつかなかったが、確かにそうだ。
 たとえば、私の場合。私は昭和42年9月15日生まれ。
 420915という数字の羅列がまずあって、数字の逆三角形は以下の通り。

  3  420915 0
     62906
      905
       95
        4

2列目以降からテレコで数字を足していっている。四角で囲った数字にそれぞれ意味があって、たとえば0なら人とのコミュニケーション能力のようなもの、3ならサポートを意味し、4は技術とかといったもの。
それぞれの数字はその人の資質を示すものらしく、すべての数字には裏表がある。どの数字があればいいという問題でもないそうなのだ。

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